X2を純粋に鑑賞できた独断的な自分の感想。

映画は夢を見せてくれるけど現実逃避のために観るんじゃない。いろいろ考える題材とか生きるための活力を与えてくれるから大好き☆

今さらだけどX2をやっと見てきた^^レポートのせいで延ばし延ばしになってたから。

一言でいうと予想以上によかった。続編はどんどん面白くなくなってしまう映画もある中で。久しぶりにアクション映画で泣かせてもらった。ここがこうなったらよかったと文句をつける箇所もなく自分の感性にはドンピシャリだった。ほんとあと何回でも映画館で見たいと思った。ほんと俳優さんたち、スタッフの方々すごい><

自分を誇れる何かを持つ者はすごくすごく魅力的。X2のミュータントたちはそれぞれほんとに個性的で輝いてる。そして誰一人として欠けてはいけない。敵方さえその能力は尊敬に価すると感心してしまった。

自分が涙を流したのは最後のシーンでジーン(テレパシーの使い手)が自分を犠牲にして仲間を救ったところ。仲間を一見した後、この人たちのためなら…という表情で言葉を発することなくシャトルの外に出た彼女。自分のその先の運命を知りながら。彼女をみんな助けようとしたけど、彼女のミュータントとしての優れた能力がそうさせなかったんだ。

心からかっこいいと思った。ジーン・グレイ。自分のめざす「かっこいい女性・人間」の理想像。

一所懸命、全力投球、人を想う愛。
これがきっと魅力の秘密。
一生懸命であることを冷めた目で見る人がいるけどそれは自分がそうなれないから。あるいは人生放棄してるから。

Q:「彼女もともに助かる方法はなかったのか」みんなが問うた。

プロフェッサーが言う言葉でさらにせつなさが増した。
A:「ジーンは、学生の頃は人に頼りがちな子だった。あれ(己の犠牲)はその彼女が自分で決めたことなんだ」と。


最近がむしゃらに一生懸命になった記憶がない。いつも何かと何かを秤にかけて、現実を考えながら。いま勉強してる中国語も、言ってしまえばこれからは必要だよといわれて、自分に損にはならないと言い聞かせて、続けているだけ。「自分が優等生になればきっと中国語も楽しくなる。劣等性であり続けるから楽しくないんだ」と。大学をやめてしまう勇気もなくて。やめる必要があるのかも自分で見極められなくて。

映画の製作に携わる仕事がしたい。でも技術がない。現実的に難しい。映画業界で働きたい。でもすごく狭い門らしい。やっぱり映画なんて裏を知らずに観客でいるのが無難だよね。○○の仕事の方がいいかも。

お前の人生何なんだ?

人としてこうなりたいという像はある。後は自分の努力次第。ただ人生をどう豊かにしていくか、そのツールが今はまだ見えない。気持ちだけが先走って…

何も犠牲にせず欲するものは手に入れ、楽して狭き門を入れるなんてことは無理な話で、筋違いで、ニセモノもいいとこ。

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