夏休みが終わり、また通常の生活が始まった。

毎週一度あなたに会える日。
その日が楽しみで仕方なかった。

私の誕生日の次の日の朝。
あなたからの着信履歴が残っていました。
(さっさとベッドに入ってしまった自分をそうとううらんだのを覚えてる。)
番号を交換はしていたけれど使ったのはそれがfirst timeでした。全くなぜかわからなくて、ただうれしくて、その日の夕方、どきどきしながら電話をかけた。

「ごめんね。昨日でれなくて。何か用事だった?」

「あぁ、うん。昨日誕生日だったでしょ?」

な会話から始まって…。

私はあなたに誕生日のことなんか全く話していなかったので、ほんとびっくりしてうれしくて。興味のない女の子の誕生日なんてわざわざ確認して当日に電話なんてしないよねってうぬぼれたり。

電話はたったの十五分くらいでおわってしまった。
その時彼が帰宅途中で周りがうるさかったためになかなか声が聞こえなかったのを覚えてる。お互い少し照れてしまって。。。その後、着信履歴を消したくなくてこまめに他の人からの履歴を消してた。頑張ったけど気がつかないうちに履歴をためてしまってあなたのは消えてしまった…

こんなちっちゃなことを今でも忘れていない。

秋には、英語検定を受けに行くのに一緒に行く人がいなくて、道がわからないとかいって、あなたに電話をかけました。もし一人で行くんなら一緒に行っていい?って。答えはYesだった。
バカみたいだけどすごく勇気がいって声が上ずってた。でも掛けてよかった。

その年の冬のある日、あなたは急によそよそしくなった。
授業中私のするミスには笑ってくれたりもした。でもバイバイって言っても前みたいに笑ってくれなくて「ああ、うん。」ってよそよそしくて。短い距離でも一緒に帰ってたのにそれもなくなった。

何度も理由を聞こうとした。なんで?って。
でも自分のことには臆病な私にはできなかった。

私の気持ちが重くなった?
彼女か好きな人が出来た?
それとも…?

詳しく状況を話したある友達は、ネルの事を意識し始めたんじゃないのっていってくれた。でも自信のない自分にはそうは思えなかった。

冷たくされても理由わかんないし、100%無視されたわけでもないから納得いかなくて。

年賀状は出す方?って聞いたら来たら出すっていってた。あなたらしいと思った。だから自分から年賀状を書いた。でも返事は…

いっぱい自分の中で何でだろうって考えた。
そのうちあなたはいなくなった。

あなたが初めて買ってくれたクーのジュース。
その頃新発売されたばかりで、初めて飲んだ。
オレンジとアップルだったらアップルの方が好きって言ってた。いまだに捨てられなくて…

他の人が使っているであろう携帯番号も消せなくて…

なんて未練たらしいの、自分。
だけど、どうしてもあなただけは忘れられません。
急に変わった態度の理由をきけないままだったのが大きいのかもしれない。
地元に帰って、あなたがいつもいたホームに男の人を見つけました。背格好がなんとなく似ていて、あなただったのかもしれないし、全然違ったかもしれない。たったそれだけで心臓がドクドク体温は上昇して…

私たちは少しでも両思いでしたか。
私の大きな勘違いもいいとこですか。

渡そうと思って渡せてない手紙がいまだにあります。

もしも、もしも何かの縁があるなら、もう一度あなたに出会えることを祈って…


__________________________

高校時代の地元の先生にこっちの駅でたまたま会ったんです。友人の結婚式で来てたらしくて。時間があと数十秒でもずれていたら会えていなかった。こんな奇跡みたいなこともあるんだと思いました。

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